落ち着きのなさ、偏食、パニック、かんしゃく、強いこだわり…もしかすると、「発達障害もどき」かも?小児科医の先生の本を読んでみました。
こんな人におススメ
・子どもの発達が少し気になる
・どこに相談すればいいかよくわからない
・まずは発達障害について簡単に知りたい
どんな本?
今、現場で「診断がつかないのに、発達障害と見分けのつかない症候を見せる子(発達障害もどきの子)」が増えている。
臨床経験豊富な小児科医が、子どもたちの間で増える「発達障害もどき」について解説。そこから抜け出す方法を具体的に伝えている。複数の改善事例が掲載。
気になったワード(引用)
・生まれてから5年間は「動物として生きていくためのスキルの獲得」が優先
・早生まれの子は診断がつきやすいという調査結果
・診断はときに「主観的」で、「流動的」、そのときによって診断結果が異なる可能性
・今の子どもの状態がすべてではない
・脳は何歳からでも作り直せる
感想
子どもの発達が気になるけど、多動なわけでもない。
発達障害で困っている子に比べたら、全然なんだけど、
でもやっぱり何だか周りの子と違うし不安。
そもそも発達障害は何なのか、ちゃんと説明できないし、
漠然としたイメージしかない。
どんな風に診断されるのかも知らない。
そんな時に本を手に取りました。
・発達障害、診断の全体像が見える
・いかに生活が子どもの脳に影響を与えているか
・いつからでも脳育ては可能だし、目に見える改善がある
就寝時間が22時、23時になってしまうことも時々あります。
起床時間も「まだ寝てるからいっか…」とずるずる遅くなったり。
不登校だとよっぽど気を付けないと生活リズムが乱れたり、運動不足になりがち。
まずはこの本に書かれてることを試して様子を見たいなと思います。
生活リズムや運動不足以外にも、原因や対策が書かれているので、
「相談に行くほどではないけど、なんだか不安…」
「まずは発達障害や診断について、ざっくり知りたい」
という方にオススメの本です。
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